【ドル円・日本株】米国雇用統計と利下げの可能性について
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青髭投資日記
現在、日本株市場はイラン戦争に伴う原油高やインフレ懸念により、方向感の定まらない展開が続いている。しかし、投資家として常に「その先」の展開、すなわち戦争終結に伴うマクロ環境の転換と、これまで売り込まれてきた出遅れ(ビハインド)銘柄の巻き返しシナリオを想定しておく必要がある。
今回は、終戦に向けた各国の水面下の思惑と、それが実現した場合に反転攻勢が期待されるセクターについて考察したい。
1. 終戦に向けた各国の「都合」とインセンティブ
表面的には対立が激化しているものの、主要各国には早期停戦を望む強力なインセンティブが水面下で存在している。
2. 戦争終結で巻き返す「ビハインド銘柄」
もしこれらのインセンティブが働き、停戦合意とホルムズ海峡の再開に至った場合、原油高で打撃を受けていた以下のセクターに強烈な巻き戻しが起きる可能性が高い。
3. 青髭の結論
各国の内情を客観的に見れば、早期終戦に向かう力学は十分に働いている。原油高に苦しんできた空運や銀行などのビハインド銘柄を、今のうちにポートフォリオへ少しずつ組み込んでおく戦略は一考に値する。
ただし、歴史を振り返れば、米国が関与する中東の戦争は泥沼化・長期化しやすいという最大の懸念点も忘れてはならない。停戦交渉が難航し、影響が想定以上に長期化するリスクは依然として残っている。
したがって、不確実な地政学リスクやインフレ・資源高の影響を相対的に受けにくい、AIや半導体関連銘柄をポートフォリオのコアとして保有し続ける方が、結果的に賢明な投資判断となる可能性もあると感じている。マクロ環境の劇的な変化を注視しつつも、特定のシナリオに過度に依存しないバランスの取れたポジション構築で、この難局を乗り切る機会を待ちたいと思う。