【日本株】長期保有に向く銘柄選択について
歴史的に様々な災害、戦争、政治的イベントがありながらも株式価値は上昇を続けてきた。ただし、全ての銘柄が満遍なく上昇を続けてきたわけではない。もちろん、インデックス指数で見れば上昇しているものの、多くの銘柄はインデックス指数にアンダーパフォームしている現実がある。逆に言えば、一定数の銘柄は安定的にアウトパフォームしている。
変化の多い時代だからこそ、長期保有に向く銘柄選択を考えていきたい。
※あくまで筆者の個人的見解であることに注意。
【①割安であること】
多くの著名投資家に共通しているが、比較的割安の時に投資を開始している。最近だと、バークシャーによる日本の5大商社への投資が当てはまるだろう。
様々な株式指標が存在するが、長年一貫して使用されているのはPERとPBRである。業種や業界によってばらつきがあること、業績不振によって指標が割安になっていることもあり注意が必要だが、少なくともこれらの指標が割高と思える状況で買い向かうのは避けた方が良いだろう。
戦争や金融ショックなどの世界的なイベント時には一部の銘柄が過小評価されることがある。この時はチャンスとも言える。
【②安定的な成長が見込めること】
短期的にも長期的にも業績の成長が見通せる銘柄、業界なことが重要である。成長性の判断はやや高度なので、投資する際はその銘柄や業界を知悉している必要があるだろう。
また、業界で圧倒的な地位にあったり、オールドエコノミーでも確実な利益の積み増しが期待できる場合は安定的な利益や成長が見込めることになる。
災害や地政学的リスクにも耐性があることも重要である。
【③海外で利益を得ている、安定的な国で利益基盤を築いていること】
一部の国や地域に依存していないことはリスクの分散につながる。
日本や米国のように安定的かつ経済規模の大きい国で利益基盤を構築している企業は、様々なリスクへの耐性がある。
【④将来に渡って変化への耐性が強いビジネスモデルを持っていること】
世界経済や国の経済には波がある。そのような波が生じた際にも耐えうるビジネスモデルは重要である。
既に需要の見通しがあり、今後拡大が見込める銘柄や業界は手堅い投資となる。需要の見通しがさほど無いのに投資が拡大している銘柄や業界には注意が必要である。
【⑤株主還元に積極的であること】
歴史的に株式投資の利益の内、多くの割合が配当である。
ただし、増配が無い等、そもそも業績の積み増しが無い銘柄には注意を要する。
【まとめ】
全てに当てはまる銘柄は少ないかもしれないし、投資途中で基準から外れる銘柄も出てくることだろう。
最も重要なのは割安さかもしれず、割安さを前提に様々な銘柄選考することで失敗を避けることができるかもしれない。
